熱中症対策　ep1.飲料編

こんにちは！健康相談室のbunnyです🐇

前回に引き続き熱中症を対策するためにできることをお伝えしていきます。今回は飲料編です！

前回の記事はこちら

熱中症対策　ep.0　熱中症とは

熱中症対策をするうえで、まずは熱中症について正しく理解することで、熱中症の予防・対策を的確に行うことができます。一緒に確認していきましょう！

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2024.06.06

スポーツドリンク＝熱中症対策ではない？

熱中症対策は、地球温暖化の影響で気温の高く日差しの強い日が多くなったこともあり、非常に関心が高まっています。皆さんが外で活動するときに予防としてよく飲まれるのがスポーツドリンクですよね。

そして何となく、脱水症状には経口補水液がいいというのも知っている方が多いです。

経口補水液もスポーツドリンクの一種なのですが、そもそもスポーツドリンクには大きく２種類あります。(ちなみにハイパートニック飲料というものもありますが知らなくても困らないので省きます)

それぞれの特徴を抑えたうえで選ばれている方は私が見る限りほんの一握りです。

皆さんにはスポーツドリンクなどのいわゆる水分補給を目的としたドリンクにも種類があること、それぞれのメリット・デメリットを知っていただき、そのうえで判断できるようになっていただければと思います。

スポーツ飲料の種類

まず、スポーツ飲料というものには大きく分けるとアイソトニック飲料とハイポトニック飲料に分けることができます。(初めて聞いたとき、なんでこんな難しい名前にすんねん！と心の中でツッコんでいましたが今となればソニックみたいでかっこいいなぁと思っています(￣▽￣))

代表例)

アイソトニック飲料…アクエリアス　ポカリスエット　グリーンダ・カ・ラetc

ハイポトニック飲料…アクエリアスゼロ　イオンウォーター　アミノバイタルetc

ネットで調べたらそれぞれの対象商品がいっぱい出てくると思います。

この２つの大きな違いは分かりやすく言うと、糖質の量(甘さ)と水分補給時の吸収速度の違いだと思っていただければ結構です。

簡単にメリット・デメリットを比較してみましょう！

水分の吸収速度の重要性

私はラーメンが大好きですが、ラーメンなどのしょっぱい食べ物を食べるとのどが渇きますよね？これはラーメンに含まれる塩分が体内の水分を吸収するのが原因です。

塩分は水分が大好き！汗をかくと一緒に塩分(ナトリウム)が出ていき同時に体内から水分も一緒に連れ出しまうため、運動中など多量に汗をかいたまま水分を摂らないと結果として脱水状態になります。

そうならないためにはアイソトニック飲料よりも体内への水分吸収がはやいハイポトニック飲料を飲むことが推奨されます。

また、もし脱水症状になった場合は急速に塩分と水分の補給が必要になります。そこで飲むべきなのが塩分濃度が高い経口補水液です。塩分濃度が高いため、塩分が水分の吸収を促し、体内に急速に水分を与えてくれるのです。(脱水時は塩分も足りていないためまとめて摂れる👍)

まとめ

目的別でまとめると

・アイソトニック飲料…日常生活や運動前に(おいしいが飲みすぎ注意)

・ハイポトニック飲料…運動前中後、熱中症対策やはきけやめまいなど軽度の症状が出たときに

そして、経口補水液は熱中症やかぜなどの体調不良時に水分補給の効率を最優先する場合のみとなります。(高血圧や糖尿病の方などは医師への相談が必要)

最近はアイソトニック・ハイポトニック問わず、疲労感の軽減などに役立つアミノ酸やクエン酸(どちらも体にとってなくてはならないもの)が入ったものなど、より体に有益な成分が配合されていることが増えました。

個人的にはそのようなアミノ酸・クエン酸入りのハイポトニック飲料を日常的に飲むのは、熱中症予防だけでなく疲れやストレスにも効果を発揮するためすごくお勧めです。(サウナ大好きなのでポカリを推したいですがちょっと私には糖分が多すぎます…)

ぶっちゃけ熱中症を意識するならハイポトニック飲料一択です。

どういった場面で飲む予定なのかを判断基準にするのも良いと思います。是非近くのスーパーやドラッグストアでスポーツドリンクを買うときには、こういった目線でも商品を選んでみてください。熱中症にかかる前に自ら予防していきましょう！

以上、最近ラーメンでおなかがもたれるようになってショックを隠せないbunnyでした～(￣▽￣)