こんにちは~健康相談室のbunnyです🐇
今回は前回のクレンジングに引き続き、スキンケアの『取り除く』ケアにあたる洗顔についてお話していきたいと思います。
前回の記事はこちら
洗顔の役割
洗顔には、大きく2つの役割があります。
- 肌の汚れ・不要なものを取り除き、清潔にする
- 後から使うスキンケアの浸透を高める素肌に整える
前回の記事でクレンジングは美肌になるための土台作りとお伝えしましたが、洗顔も同様に化粧水や乳液に含まれる美容成分がしっかりとお肌に浸透するように土台を作ってあげる役割があります。ブースト効果といって、肌状態がいいと美容成分の浸透が高まるため、取り除くケアとして分類される洗顔ですが取り除く以外の効果もあるのが特徴です。
また、クレンジングは主にメイクなどの油性の汚れを取り除くのに優れていますが、洗顔は主に水性の汚れを取り除くのに優れているため、クレンジング・洗顔を両方使用することで、様々な汚れをしっかりと取り除くことができます。クレンジングだけ、洗顔だけでは汚れを落としきれないこともあるため、しっかりと両方使うようにしましょう。
洗顔料の種類
種類 | クリーム | ジェル・リキッド | 泡 | 固形石けん | 粉末 |
洗浄力 | 弱~強 | 弱~強 | 弱~中 | 中~強 | 中~強 |
感触 | バリエーション豊富 | さっぱりさらさら | なめらか | すっきりさっぱり | すっきりさっぱり |
特徴 | 使用感・泡立ちに優れている | 泡立ちや汚れ落ちがいい | 泡立てる手間が不要で便利 | 使用後ツッパリ感は出やすいが透明石けんはしっとり感が出やすい | 水を配合してないため、水に溶かすことで控訴を配合することが可能 |
主に市場で販売されている洗顔剤の種類を一覧にしてみました。
固形石けんが肌に一番やさしいと思っている方がたまにいらっしゃいますが、それは間違いです。石鹸は界面活性剤の一種でむしろ洗浄力が高いものです。必ずしも固形石けんが肌にやさしい訳ではありません。
また、商品によっては洗顔料でメイクオフができるものもあります。時短を求めるのであればダブル洗顔不要のクレンジングを使用したり、肌が弱い方は低刺激で泡立ちの良いクリームタイプを選ぶなど、好みに合わせて使用しましょう。
洗い方のポイント
洗顔料を使用する際の適温は30~34℃と言われています。俗にいうぬるま湯程度の温度ということです。
また、基本的に洗顔料は泡立ててしようするものが多いですが、たっぷりの量できめ細かな泡がいいでしょう。量が少なかったりきめが粗いとしっかりと汚れを吸着して落とすことができませんし、量が少ないことで摩擦が増え肌への負担が増えてしまいます。
しっかり泡立っていない状態でも使用することはもちろんできますが、しっかり泡立っている方が弾力がありつぶれにくい泡を作ることができ、洗い流す時も簡単にすっきり洗い流すことができるためさぼることなく多少時間をかけてでもしっかりと泡立てて使用しましょう。
顔に広げる際は、顔の中心から外側にかけて小さな円を描くようにくるくる回しながら広げていくと効果的に洗顔料を広げることができます。
まとめ
洗顔料は使わずに水洗顔のみされる方もいらっしゃいますが、どうしてもぬるま湯や水洗顔だけでは汗やほこりはとれても皮脂汚れが残りやすくニキビや肌老化の原因になることもあり、その後のスキンケアの浸透も悪くなります。時間のない朝もできる限りしっかりと洗顔料を使用して洗顔しましょう。
また、湯船につかるときも同様ですが、熱いお湯は肌のうるおい成分まで洗い流してしまうことになります。洗顔の際はなるべくぬるま湯で洗うように心がけましょう。
洗顔をしていると汚れが気になるところがあるかもしれませんが、洗顔は『泡で洗う』のが基本になってきます。ゴシゴシこすることなく泡を転がすようにくるくると優しく洗うことが上手に汚れを落とすコツです。
クレンジングと洗顔料をしっかり正しく使用することで、その後のスキンケアの浸透が明らかに良くなります。是非正しい方法でしっかり汚れを『取り除き』美肌になるための土台を作りましょう!
以上、めんどくさがりすぎて洗顔をまじめにし始めたのはここ数年のbunnyでした~( ̄▽ ̄)