落とす重要性 クレンジング

美容

こんにちは~健康相談室のbunnyです🐇

今回はスキンケアの中で一番最初に行うクレンジングについてお話していきます。クレンジングを怠ると、どれだけいい化粧水を使っていても効果を実感できなくなります。なぜクレンジングが重要なのか、それをこれからお伝えできればと思います。

スキンケアとは

そもそもスキンケアとは大きく分けると4つの機能に分かれます。

『取り除く』『育む』『守る』『与える』です。

クレンジングや洗顔はこの中の『取り除く』に当たります。肌表面にはメイクの残りや汚れ、老廃物や大気汚染物質など様々なものが付着します。そしてこれらの付着物は、美肌を目指すうえで悪影響を起こしてしまう恐れがあるため、まずは丁寧にこの付着物を落としてあげることが重要です。

汚れを取り除けていない状態で化粧水や乳液を使用したとしても、お肌までしっかりと美容成分や保湿成分が行き渡らず、せっかくいいものを使っているのに全然肌状態が改善しない!なんてことになりかねません。

肌に美容成分を行き渡らせるためには、その土台をしっかりと築いてあげなければなりません。これは美容だけにとどまらず、健康に対しても同じことが言えます。土台がしっかり整ってこそ、その先のステップに行くことができます。つまり、クレンジングはスキンケアの中で一番最初に行う『美肌になるための土台づくり』というわけです。

クレンジングの役割

クレンジングと洗顔は、取り除く汚れの種類が異なります。クレンジングは主にメーキャップ(メイクアップの略)をしっかり落とすことが役割です。(メイクアップは顔に色を塗る=お化粧という意味です)

メイク落としなどはこのクレンジングに該当しますが、ファンデーションや口紅などには油やワックスなどの油性成分が多く含まれています。クレンジングはこの油性成分となじみやすい洗浄成分を配合し、お化粧をしっかりと落とすことを目的としています。

お掃除の時と一緒で、汚れにはその汚れの種類に合った洗浄料を使用してあげる必要があります。お肌の場合は最初にこの油性成分を落としてあげることで、次に使う洗顔で後から使うスキンケアの浸透をより高めることができます。

ただし、しっかりメイクをしてない日は使わなくてもいいということではなくて、ナチュラルメイクであっても、肌は大気中の汚れや皮脂を吸着して酸化します。そうすると、それが色素沈着してシミやくすみにもつながり、さらに毛穴が詰まるとニキビの原因にもなってしまいます。そのため、毎日メイクオフしてあげることが美肌にとって重要です。

種類

クレンジング剤には様々な種類があります。

種類洗浄力感触特徴
すっきり~しっとり肌負担が少ない
オイルさっぱり主成分が油性でしっかり
ミルクしっとりクリームより水溶性成分が多い
ジェル(水系)さっぱり油性成分が少なく界面活性剤が多い
ジェル(油系)中~強しっとりオイルをジェル状に
クリームしっとり程よい油分でなじみやすい
ローション弱~中みずみずしい水分ベースでコットンに含ませて使用する
リキッドさらさら水分ベースで感触が軽い
バームとてもしっとりオイルで固めていて体温でとろける
シート弱~中さっぱり簡単だが摩擦を伴う

基本的に洗浄力と肌負担は比例することもあるため、洗浄力の高いものはその分肌にも負担がかかりやすいということができます。しかし、しっかり落としてあげないとその後のスキンケアにも影響が出てくるため、もちろん個人の使用感の好みはありますが、洗浄力が強く肌への刺激も抑えられた商品が好まれる傾向にあります。

また可能であれば、目もとはアイメイクなどを落とすために強いクレンジング力が求められるため、専用のポイントメイクリムーバーを使用するのがおすすめです。

まとめ

きちんと肌状態を維持するためにはクレンジングは非常に重要ですが、肌への摩擦は肌を傷つけてしまうためゴシゴシ洗うのは避け、手のひら全体を使って優しくすべらせながら汚れを落としていきましょう

肌負担を気にされて量を少なめに使用する方もいらっしゃいますが、量が足りないことも摩擦で肌を傷つける原因になってしまうため、しっかりと適量を使用します

もちろんクレンジング終わりにタオルで肌をゴシゴシ拭き取るのも良くありません。柔らかいタオルで肌を押さえつけるように水気を拭き取りましょう

冒頭にお話ししましたが、クレンジングはお肌をきれいで美しい状態に保つうえで非常に重要なスキンケアです。汚れをしっかりと落として、次に使う洗顔の前にしっかりと土台を作ってあげましょう。

次回は『取り除く』ケアのもうひとつ、洗顔についてお話していきたいと思います。

以上、ハーブ系の優しい香りがするクレンジングが好みのbunnyでした~( ̄▽ ̄)