こんにちは~健康相談室のbunnyです🐇
今回は暑い夏も終わり季節が夏から秋に変わるこの時期に増えてくる不定愁訴について、そもそも不定愁訴とは何なのか、できることはあるのかをお話していきたいと思います。もちろん年間通してお悩みの方もたくさんいらっしゃるため、そういった方にも参考になるようにお話していきます。
そもそも不定愁訴って?
不定愁訴とは、『なんとなくからだがだるい』『なんとなく疲れが取れない』など、からだに明らかな異常がないにもかかわらず、様々な症状が現れる状態のことです。『病院に行くほどでもないんだけど、、、でも調子が良くないんだよなぁ』という方は不定愁訴の可能性が高いと思われます。
特に季節の変わり目になると、気温の寒暖差や気候の変動が激しくなり自律神経が乱れやすくなることで症状が現れることが多くなります。
原因が明確に分かればいいのですが、体調不良を感じて病院に行っても特に異常は見つからないことが多いため、症状を改善する方法が分からず困っている方は意外と多く、店舗でもそのようなお悩みの方は毎日のようにいらっしゃいます。
それでは具体的にどのような症状が出ているのでしょうか。
主な症状
不定愁訴の主な症状として、
イライラする 不眠
頭が時々痛くなる 疲れやすい
生理不順 耳鳴り
顔がほてったりのぼせたりする 動悸・息切れ
急に汗をかく 憂うつ感がある
などがあり、他にも様々な不快な症状があります。正直筆者もたまに上記のような症状が出ることがありますが、不定愁訴というのは自覚がある方だけでなく、もっと幅広い方が対象であり皆さん無視できないものです。
また、まれにこれらの症状の原因が何かしらの病気であることもありますので、その場合はまず病気の治療に専念してください。そういった場合があることも踏まえると、気になる方はまずは病院で一度診察していただくのが無難かと思います。
なぜ不定愁訴になるのか
基本的に不定愁訴の原因は自律神経の乱れからくることが多いと言われています。ストレスはもちろん不規則な生活習慣やホルモンバランスの乱れなどが自律神経の乱れを引き起こす代表的なものになってきます。
特にホルモンバランスの乱れというものは女性の方は切っても切れない悩みの種です。生理(月経)しかり、閉経を伴う更年期しかり、女性にはホルモンバランスが乱れるきっかけになりうる事象が多くあり、しかもそれらを避けては通れないからです。
ホルモンバランスが乱れるのにはストレスや睡眠不足、偏った食生活、そして鉄不足などの血行不良などが原因としてあげられます。生理痛などでお悩みの方は鉄分をしっかりと摂取し、血行を促進することが大事です。なぜなら生理痛の原因の一つがからだ(子宮)の酸欠によるものだからです。また、血行不良は脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化などの様々な病気の原因になり命の危険にもかかわる問題ですので、健康でいるためにはこの血行不良の改善は避けて通ることはできません。
また、あまりスポットライトがあたらない男性についてもホルモンバランスの乱れは存在します。からだのほてりや汗が噴き出るなど、女性ほど悩まれている方が多くないにしろ実際このホルモンバランスの乱れから不定愁訴が引き起こされている場面も少なくありません。
解決方法
不定愁訴を完全になくすというのは、非常に難しいかと思います。それは、日常生活の中でどうしてもストレスや生活の乱れが生じるたり、ホルモンバランスが乱れたりすることは起きうるからです。
そのうえでできることは、まずは日常の生活習慣を見直すことと、ホルモンバランスが乱れる要因を深掘りしてその対策をとることが一番有効です。(病気が起因している場合を除く)
筆者も社会人になった当初は初めての一人暮らしで食生活の乱れによりからだのいたるところから不調が出てきました。不定愁訴の予防には健康的な生活習慣が必要です。バランスの良い食事・質の良い睡眠・運動不足の解消など、原因だと思う生活習慣があれば改善していきましょう。
そしてこの生活習慣の改善がホルモンバランスの乱れも改善を促してくれます。そのうえで鉄分が足りてなければサプリメントを使ったり、血行不良(冷えや肩こり生理不順など)が気になるようだったら抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEを積極的に摂取したりするなど、気になる症状に合わせた対策をすることで、不定愁訴とうまく付き合っていくことができます。ぜひ、自分のからだの不調の棚卸から始めてみましょう!
以上、生活習慣の乱れで風邪をひきやすくなり絶賛改善中のbunnyでした~( ̄▽ ̄)