こんにちは~健康相談室のbunnyです🐇
今回は、美容に興味のある方なら知っておきたい美白になるための基礎知識についてお話していきます。美白は美肌とも深く関わっている要素が多いため、肌トラブルや肌悩みのある方はぜひ読んでみてください。
気になる肌悩み
肌悩みは年代によって変化していきます。
10代20代の頃はニキビや毛穴、30代40代だとシミやそばかす、50代以降になるとシワやたるみのお悩みが比較的多くなっています。どの年代でも上位にランクインしているのがシミやそばかす、くすみなどの肌悩みです。
ただ、悩んでいる人が多いわりに
美白ケアは夏しかしない
美白美容液を使っているから大丈夫
美白美容液使ってみたけど効果がなくてやめてしまった(長期で使っていない)
などあまり本格的にケアをしていない方が多いのも事実です。
一度シミが出てしまうと、時間をかけなければ消えることはありません(薄くするのも同様です)。そうなる前に(そうなってからでも)原因と対策を立てていきましょう。
メラニンについて
ただ、原因と対策を立てる前に絶対に知っておかなければならないメラニンというものについて少し触れておきます。
メラニンとは、肌や毛髪、目の瞳などに存在する黒色の色素のことです。肌を紫外線などから守る防御機能であり、紫外線などのダメージが肌内部に届かないように守ってくれています。人間も、地域によって紫外線などの外部刺激の量に大きな違いがあるため、それぞれの地域によって肌に存在する元々のメラニン量が異なり、黒人や白人など人種が分かれているのです。
メラニンはメラノサイトといういわゆるメラニンを生成する工場によってつくられます。つまりこのメラノサイトが活性化するとメラニンが大量に生成され、紫外線などから肌を守る機能か向上するのと引き換えに、シミやそばかす、くすみなどの肌悩みを引き起こしてしまいます。
美白になるためには、メラニンが『からだを守れ~!』と頑張らなくても肌を守ることができる体制を整えてあげることが重要なのです。
シミの原因
特に悩みの多いシミの原因についてフォーカスを当てて説明していきますが、そばかすやくすみにも多く当てはまります。
- ①まずは特に夏に多く降り注いでいる紫外線や大気汚染・ブルーライト・摩擦・乾燥・ストレスなど、様々な要因で刺激を受けます。
- ②この時の刺激の量に合わせてメラニンが発注されます。そしてメラニンを生成する工場であるメラノサイトから、発注量に合わせてメラニンが生成されます。
- ③生成されたメラニンが肌細胞に届き、メラニンを多く持った肌細胞(黒い色素を持った細胞)が肌表面に押し上げられます。
- ④そうすることでシミになります。通常肌のターンオーバーによって肌は生まれ変わりますが、メラニンを持った肌細胞は排出されにくいため、蓄積していきます。
この①~④が繰り返されることでシミやそばかす、くすみが強くなっていってしまいます。そのため、すでにシミが出ている方でも少しでも早く対策をしてあげることで、症状が悪化するのを防ぎ、肌のターンオーバーを正常に戻すことで色素が沈着しないようにすることができます。
シミをつくらせないために
ではこの原因に対してそれぞれ対策していきましょう!
まずは①の刺激を受けないように守るケアが必要です。日焼け止めや保湿、クレンジングや洗顔などを使うことで肌への刺激から肌を守ることができます。肌への刺激が減ることでメラニンの生成を抑えることができ、シミなどの原因を取り除くことにつながります。
そして②③でメラニンが作り出されないように作らせないケアとして使うのが美白美容液です。仮にすでにメラニンが肌表面に押し上げられシミになっていたとしても、クレンジングや洗顔で不要になったメラニンを多く含んだ細胞を排出したり、保湿をおこない肌のターンオーバーを整えることでシミが沈着するのを防ぐことができます。
美白美容液に含まれる成分は、もちろん商品によりますがメラニンの生成を抑えるだけでなく、メラニンの排出を促したりメラニンが拡散されてシミが広がるのを断ち切ったりと、その効果は多岐にわたり肌を美白へと導いてくれます。
意外と美白になるためには、美白美容液だけではなくクレンジングや洗顔で肌の状態をクリアにして残りカスを除去したりだとか、保湿をして乾燥から肌を守ることで肌のターンオーバーを整え肌がいつもフレッシュな細胞であり続けることも重要だったりするのです。
まとめ
美白になるために一番重要になってくるのは、メラノサイトからメラニンをできるだけ生成させない、生成したとしても沈着しないよう美白美容液や保湿、クレンジング・洗顔をしっかりすることです。
メラニンの生成を抑制しても紫外線から肌を守れるように日焼け止めなどの紫外線対策をしなければ単に紫外線などに肌をさらすことになり逆に肌の奥深くにダメージか蓄積してしまうなんてことがあってはいけません。日焼け止めの記事でも書きましたが日焼け止めを使用することは美肌への一番の近道です。(簡単に言うとメラニンの生成を抑えることができるからです)
美白美容液だけに頼らず、日ごろの肌のお手入れや紫外線対策(最近ではデスクワークの増加によりブルーライトにも注意が必要)を欠かさず行っていきましょう!
以上、最近パソコンを使う機会が増えてブルーライトが気になり始めているbunnyでした~( ̄▽ ̄)