こんにちは~健康相談室のbunnyです🐇
今回は日焼け止めの選び方で前回少しだけ紹介したタイプ別の違いについて、深堀りしていこうと思います。前回の記事を見たい方はこちら
タイプの違いで大きく使用感など変わってくるため、ある程度特徴を押さえておきましょう!
王道のミルク・ジェル
やはり人気のトップ2はミルクタイプとジェルタイプになります。日焼け止めとしての効果を長時間維持しながらも使用感や肌への負担も考えられた剤形です。
ミルク…サラサラとした柔らかい使用感で保湿力も高く、肌への負担も少ないです。紫外線カット成分を多く配合できる剤形であり、肌にピタッと密着してくれるため、長時間紫外線から肌を守ってくれます。そのため、絶対に焼けたくない方はミルクタイプがおすすめです。長時間の外出や海やプールなどのレジャーでもその効果を発揮してくれます。
ジェル…みずみずしい使用感で伸びが抜群です。日焼け止めの落ちにくさはミルクタイプには劣りますが、うるおい成分はミルクタイプより多く配合されています。暑いシーズン、ミルクのようなサラサラした使用感よりもより軽いつけ心地を好まれる方におすすめです。海やプールなどの水に触れる機会が多いタイミングで使うよりも、通勤や通学、旅行などの日常生活で使われるのがいいでしょう。
ジェルはミルクよりも耐水性(今まではウォータープルーフと記載されていたもの)の効果は劣りますが、日焼け止め成分が単純にミルクよりも少なめに配合されているため日焼け止めの特有のニオイもあまり気になりません。多少日焼け止めの効果を落としてでもジェルの使用感が好きという方はもってこいだと思います。最近の日焼け止めはなかなか落ちないように作られているものが増えているため、クレンジングなどを使用してしっかり落とすことが大事になってきます。からだでもボディーソープで落ちなければより洗浄力の高いものを使うなどしてしっかりと落としましょう。
ローションとクリーム
ローション…ジェルタイプよりも水分量が多くほとんどが水分でできています。そのためさっぱりとした使用感で、使用感は1番軽いです。伸びも抜群によく、うるおい成分も多く配合できるため保湿力もありますが、水ベースのため密着力はそこまで高くなく、塗り直しが必須にはなってきます。とにかくさっぱりした使用感にこだわりたい方、あとは日常のちょっとした買い物や通勤、屋内での紫外線対策として使用するのがおすすめです。
クリーム…コクのある使用感で落ちにくく保湿力も非常に高い反面、伸びはミルクやジェルよりも劣り使用感も比較すると重めになります。主に顔用の日焼け止めに使用されており、化粧下地として使えるものも数多く出ています。保湿力が高いため特に乾燥しやすい方におすすめです。屋内や、短時間のレジャーなどの紫外線対策として使用するのがいいでしょう。また、すっぴんでは外に出たくないけど時間をかけれない・かけたくない方などには、化粧下地やカラーコントロール機能までついているものを使用することで時短にもなりおすすめです。
エッセンスとスプレー
エッセンス…日焼け止めの効果を持ちながら美容成分も配合されており、肌を整えながら紫外線から肌を守ることができます。スキンケアや化粧下地効果を持つため、基本的には顔のみの使用となります。ただ、美容成分を多く配合することで紫外線カット成分を多くは入れれないため、ミルクやジェルタイプに比べると日焼け止め効果は落ちます。そのため、屋外やレジャーであれば日傘など日焼けケアが必須にはなるでしょう。クリームタイプ同様、1本で肌への負担を考えながらスキンケアやメイクアップをしたい方におすすめです。
スプレー…使用感が軽くベタつかないため、蒸し暑い日本の気候には合っていると思います。メイクの上からでも使用でき、出先で吹きかけるだけで手を汚さずに日焼け止めを塗ることができます。べたつかず手軽にいつでもどこでも日焼け対策をしたい方におすすめです。ただ、ほかの剤形に比べても汗や水で落ちやすく、密着力が低いため定期的に吹きかけてあげる必要があります。レジャーよりも日常の買い物や通勤などで使用するのがいいでしょう。
スティックとシート
スティック…最近急上昇してきたこのスティックタイプ、スプレータイプ同様手を汚すことなく手軽に塗れるのが魅力で、持ち運びしやすくメイクの上からでも使えるものが多いため、出先での塗り直しに便利です。ただ、どうしても目元や小鼻などの凹凸があるところに関しては塗りづらくムラができてしまうので、そういった場所はリップスティックタイプの日焼け止めをおすすめします。また、衛生面が気になる方は、ティッシュなどでその都度拭き取ってあげるといいですが、そこが気になるようなら他の剤形のほうが合っているかとは思います。
シート…制汗シートのようにサッと拭くだけでUV対策ができる手軽さが魅力です。日焼け止めを均一に塗るのが難しいところもシートなら簡単に塗ることができます。手軽さの反面、日焼け止めとしての性能はそこまで高くなく、どうしても日焼け止めの成分がシートに残ってしまうため、紫外線カットの高さを求める方にはあまり向きません。時短アイテムなので、出かける前や出先でサッと拭いてサッと行動できる、そのようなものをお探しの方はシートタイプがおすすめです。
まとめ
これまでお伝えしたような剤型の違いは、どうしてもトレードオフの関係になってしまいます。何かを得る代わりに何かを諦めなければなりません。サラッとした使用感を求めれば紫外線カット効果はどうしても落ちますし、紫外線カット成分をしっかり入れるとなれば手を汚さずに手軽にということは諦めめなければなりません。
その中でも、ご自身の生活スタイルや使用シーンに合わせて1つだけ使うのか、はたまた数種類のタイプを使い分けるのかなど、選びようはいくらでもあります。是非、それぞれのタイプ別の特徴を押さえたうえで、自分に合った日焼け止めを選ばれてください。
以上、日焼け止めのタイプの進化に置いて行かれつつあるbunnyでした~( ̄▽ ̄)