こんにちは!健康相談室のbunnyです🐰
前回は紫外線について、より詳しくお話していきましたが、今回はついに本題の日焼け止めについてお話ししていきます。自分に合った日焼け止めを選ぶために、選ぶ際のポイントを簡単におさらいしましょう!
前回の記事はこちら
タイプ別の違い
日焼け止めには様々なタイプがあり、それぞれ得意不得意があります。まずはそちらを確認していきましょう。
ミルク | ジェル | ローション | スプレー | スティック | クリーム | エッセンス | シート | |
伸び | 〇 | ◎ | ◎ | △ | × | △ | 〇 | ー |
落ちにくさ(密着力) | ◎ | 〇 | △ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
保湿力 | △ | △ | △ | ー | △ | ◎ | 〇 | △ |
部位 | 顔・からだ | 顔・からだ | からだ | 顔・からだ・髪 | 顔・からだ | 顔 | 顔 | 顔・からだ |
こんな方に | 絶対に焼けたくない | 軽い付け心地 | さっぱり | 手を汚さず手軽に | 手を汚さず簡単に塗りなおし | 乾燥しやすい方 | 美容効果重視 | どこでも手軽に |
ただし、技術は日々進歩しているため、商品によってはジェルタイプでもミルクタイプのような落ちにくさを実現しているということがあり得ます。あくまで参考として見られてください。
とにかく日焼けをしたくない!そんな方はミルクタイプがおすすめです。タイプ別でも、ミルクタイプが肌への負担も少なく紫外線から肌を守るのに優れているため一番人気です。
使う場面に応じて、まずはミルクやジェルタイプを塗って、出先で簡単にケアをしたいときにはスプレーやシートを使うなど複数の剤型を組み合わせてもいいかもしれません。
使用感に関するこだわりがある方も多いので、是非お店でテスターを使ってみて実際の使用感を確かめてみてください。(実際塗ってみたら意外と買おうとしていたものより違うもののほうが良かったなんてこともあります)
顔用とからだ用を塗り分けよう
顔とからだ両方同じ日焼け止めを使われている方も多いですが、顔の皮膚はからだに比べて薄いためデリケートになっています。また、凹凸や皮脂腺も多いです。そのため、肌負担が少なく刺激があまりない日焼け止めを顔専用として使っていただくのがおすすめです。
最近はエッセンスなどのスキンケア効果が高いものや、パウダータイプでメイクアップ効果があるものなども増えてきていますが、やはりそのような商品は比較的価格も高くなってきます。そのため、日焼け止め効果の高いものをからだ用として使い、日焼け止め効果だけでなく、お顔のケアも考えられたものを顔用として使ってあげましょう。
日焼け止めの交錯する情報
日焼け止めには様々な意見が飛び交っています。
SPFは50もいらない!
逆にSPF15や30は使い物にならない!
紫外線吸収剤(ケミカル)は肌に負担がかかるからやめとけ!
などなど色々な意見がありますが、今はSNSというものが流通し情報を誰でも発信・収集できる時代になっています。
昨今の化粧品は昔に比べて比べ物にならないくらい技術が進化しているため、筆者が思うにそもそも肌に負担が強すぎるようなものは情報が出回り淘汰されていきますし、SPFに関しても、塗る量などでも紫外線から肌の赤みを抑える効果は変わってくるわけで、数値だけで一概に焼ける焼けないを断言することはできません。もっと言うと、美肌になりたいのであればむしろシワたるみの原因になるUV-Aのカット効果を示すPAの方が重要視されてもおかしくは無いと思います。
色々な情報が飛び交っていますが、ご自身の日光を浴びる時間の長さや肌の弱さなど、使用される方の生活スタイルや体質にもよるため、ご自身のスタイルに合わせて選ばれてみて判断がつかなければお店の方に相談してみるのもいいと思います。(ネットではなかなか自分に合った商品を相談しながら決めるというのは難しいのでドラッグストアなどに足を運んでみてください)
まとめ
日焼け止めは肌を守るために最も重要な役割を果たしています。(YouTube登録者数100万人を超える皮膚科医 友利新さんも日焼けを止めることこそが一番の美肌への近道だと話されています)
どれだけスキンケアをしていても、日焼け止めを使わず紫外線に肌をさらけ出しているとシミやシワが当然出てきます。それらを改善しようとするにも肌細胞が破壊されていたりするため、肌の状態を改善するにはどうしても時間がかかってしまいます。
やはり治療よりも予防が大切なのです。
美容にあまり興味のない方、男性の方なども日焼け止めを使用していないと皮膚がんや白内障のリスクを高めるため、病気の予防としてもせめて長時間直射日光を浴びる際は日焼け止めを使用するべきです。(日本人にもっとも多い白内障のタイプは皮質白内障というものですが、これには紫外線の影響が関係しているといわれています)
適度な日光浴はからだにとって有益なこともありますが、基本的には紫外線はからだに悪影響を及ぼします。美容のためはもちろんですが、ご自身のからだを守るために必要に応じてしっかりと使用していきましょう!
以上、昔日焼けでめくれた皮をどれだけきれいにはがせるか友達と勝負していたbunnyでした~( ̄▽ ̄)